石川高専の偏差値・難易度・就職先など徹底解説†
目次
高専とは†
高専(高等専門学校)は、5年の教育課程を持つ学校で、
高校+短期大学を通して在籍するようなイメージです。
特に工業系で1つの専門を5年間かけて学べるのが特長であり、
実は同レベルの進学校よりも、進学と就職両方が強い学校です!
高専について詳しくは高専とはをご覧ください。
石川高専の概要†
- 機械工学科
- 電気工学科
- 電子情報工学科
- 環境都市工学科
- 建築学科
所在地・アクセス†
- 石川県河北郡津幡町北中条タ1
- IRいしかわ鉄道津幡駅から徒歩約20分
- 金沢東ICから車で約20分
- 金沢森本ICから車で約15分
定員数†
偏差値・倍率†
- 偏差値:59〜62程度
- 学力入試倍率(直近4年度)
| 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 |
| 合計 | 1.7 | 1.7 | 1.6 | 1.4 |
石川高専の試験内容†
- 石川高専では、推薦選抜と学力選抜が用意されています。
- 学力検査の科目は国語・数学・英語・理科・社会です。
配点はそれぞれ、100点の500点満点です。
- 推薦選抜は1月中旬に試験が行われます。
また、学力選抜は2月上旬に実施されます。
- 大まかに言って、国数英理社が全て5段階中の4あれば、
合格の可能性が高く、早めに合否が出る
推薦試験が受けられる可能性があります。
出願条件はかなり複雑なので、
よく公式HPをご覧ください。
石川高専の進学(令和6年度)†
| 東京大学 | 1 |
| 大阪大学 | 2 |
| 東京科学大学 | 2 |
| 金沢大学 | 9 |
| 富山大学 | 6 |
| 長岡技術科学大学 | 9 |
| 豊橋技術科学大学 | 2 |
| 私立・専門学校等 | 3 |
| 専攻科 | 38 |
- 高専からは編入試験という形で、
一般の国立大学入試よりも科目数が少なく、
何校も併願できる有利な試験で進学が可能です。
- 石川高専は旧帝大をはじめとする難関大学への
編入実績が豊富で、東京大学、京都大学、大阪大学など
世界大学ランキング上位校への編入者を輩出しています。
進学事情については高専の進学をご覧ください。
石川高専の就職(令和6年度)†
- 主要企業への就職実績
| 本田技研工業 | トヨタ自動車 |
| 三菱電機 | パナソニック |
| 北陸電力 | 中部電力 |
| 大林組 | 清水建設 |
| 竹中工務店 | 大成建設 |
- 上記の通り、大手有名企業へ、
毎年就職者が出ています。
また、地元就職にも強みがあります。
それは、「高専枠」という採用枠が関係します。
○○高専から何名という推薦採用のことで、
高専出身者のみが使える枠となります。
令和6年度の求人倍率は約30倍以上と、
高専卒業生への企業からの需要は非常に高いです。
就職事情については高専の就職をご覧ください。
学生生活†
石川高専の部活†
| サッカー部 | バスケットボール部 | 女子バスケットボール部 |
| 野球部 | 卓球部 | 柔道部 |
| ソフトテニス部 | テニス部 | 剣道部 |
| バレーボール部 | 女子バレーボール部 | 陸上競技部 |
| バドミントン部 | 水泳部 | ワンダーフォーゲル部 |
| 美術・デザイン部 | 写真部 | 英語部 |
| 吹奏楽部 | 建築研究部 | 電子情報研究部 |
| 環境都市研究部 | 茶道部 | ロボット研究部 |
| ダンス同好会 | 軽音楽同好会 | 将棋同好会 |
ほか、多数
- 運動部から文化部、高専ならではの部活まで、
多種多様な活動が用意されており、
兼部や帰宅部もOKと自由な空気感です。
石川高専の寮†
- 石川高専では、男子寮(海寮・中寮・山寮)と女子寮(宙寮)の
4種類の寮が設置されています。
約220名の学生が寮生活を送っています(令和7年5月現在)。
- 寮には通学時間の節約、人間関係の構築、
集団生活の体験と多くメリットがあり、
高専の特徴ともいえます。
- 女子寮(宙寮)は平成22年に竣工した新しい施設で、
オール電化で浴室を棟内に設けています。
寮について詳しくは寮生活をご覧ください。
石川高専の特色†
AI Career Tech Center†
- 石川高専では、令和7年4月にインテル株式会社、株式会社内田洋行との
3者連携により、アジア太平洋及び日本地域初のAI教育ラボを設置しました。
学生に最先端のAI教育を提供し、社会のニーズに応える人材の輩出や
地域が抱える課題解決に貢献します。
- 最先端のAI技術と学習環境を整備し、学生が高性能PCや
クラウド環境、最新のソフトウェアツールを活用して、
AIの基礎から社会実装のための実践的な技術までを学ぶことができます。
実践的なものづくり教育†
- 石川高専では、充実した実験・実習設備を備えています。
機械実習工場には5軸マシニングセンタ、炭酸ガスレーザー加工機など
最新の設備を導入しています。
- トライアル研究センターでは、情報・計画・試作・試験評価の
4部門でものづくりの全プロセスを学ぶことができます。
国際交流プログラム†
- 中国、台湾、ベトナムの海外提携校との
充実した国際交流プログラムがあります。
海外研修、学術交流、教職員・学生交流など、
グローバルに活躍できる力を身につけられます。
- 主な協定校:杭州職業技術学院、大連職業技術学院、
大連工業大学、明新科技大学、国立嘉義大学理工学院、
ハノイ建設大学
専攻科†
- 本科5年間の教育課程に加え、さらに2年間の高度な教育研究を行う
専攻科を設置しています。
- 専攻科には電子機械工学専攻(定員12名)と
環境建設工学専攻(定員8名)があり、
所定の単位を修得することで学士(工学)の学位を取得できます。
- 専攻科修了者は大学院へ進学する学生も多く、
金沢大学、北陸先端科学技術大学院大学などへの
進学実績があります。
まとめ:石川高専の長所と短所†
- 前述の通り、高専は多くのメリットがあり、
工学系を目指す人にとって進学・就職両面で
有利な選択肢となり得ます。
特に、進学における編入試験の楽さと、
就職における「高専枠」の存在は大きな魅力です。
- そして、金銭面でも大きなメリットがあります!
高校→国立大学に進む場合、予備校はほぼ必須ですが、
高専では必要なく、年100万近い予備校代が不要です。
また、就職力の高さは国立大学並みであり、
高専から就職すれば200万円近く学費が浮きます!
詳しくは高専でかかるお金もご覧ください。
- 一方で、進路変更が困難になることや、
知名度が低い、勉強が理系に偏り気味であるなど、
普通高校に比べて非常に個性的な学校でもあります。
- 努力と得られる成果の「コスパ」は高い学校ですが、
人によって向き不向きがはっきりしています。
それでも高専に進むかはよく検討して、
納得の上で進学することもおすすめします。
進学に迷う方は高専を選ぶべきか?もご覧ください。