神山高専の偏差値・難易度・就職先など徹底解説†
目次
高専とは†
高専(高等専門学校)は、5年の教育課程を持つ学校で、
高校+短期大学を通して在籍するようなイメージです。
特に工業系で1つの専門を5年間かけて学べるのが特長であり、
実は同レベルの進学校よりも、進学と就職両方が強い学校です!
高専について詳しくは高専とはをご覧ください。
神山高専の概要†
学べること†
・テクノロジーとデザイン /アントレプレナーシップ
所在地・アクセス†
定員数†
開校日†
偏差値・倍率†
- 学力入試倍率(直近3年度)
令和5年度 | 志願者数 | 合格者数 | 受験倍率 |
推薦選抜 | 234 | 19 | 12.3 |
学力選抜 | 165 | 25 | 6.60 |
神山高専は高専の中で最も新しい学校であり、
令和5年度に私立高専として開校しました。
学費無償を売りにして注目を集め、
入試倍率は初年度ながら高い値を記録しました。
神山高専の試験内容†
神山高専の入学受験は他高専と毛色が全く違います。
入試では、神山高専とのマッチングを重視しています。
様々な方法で判定するのは、いまのあなた自身がアドミッションポリシーに合うか、合わないか。
過去にやってきたこと、いま現在できること、未来にやっていきたいこと。
神山まるごと高専とのマッチ度を多面的に評価されます。
マッチングを判断する方法†
調査書 |
推薦書 |
学力試験(国語・数学) |
学習プロセス |
適性検査 |
課題レポート |
ワークショップ |
面接 |
3つの受験形式†
・A方式:各評価項目の総合点で、マッチ度をはかります。
・B方式:各評価項目から、中でも秀でている部分を突出点として、マッチ度をはかります。
・C方式:A/B方式いずれかの一次試験合格者に対して、再度試験を行います。学習力に特化してマッチ度をはかります。
A方式とB方式は併願が可能で、~C方式はA/B方式で落ちた場合の再チャレンジ試験となります。
A方式†
出願
・受付期間(*令和5年度):11月1日(水)10:00~11月10日(金)19:00
出願書類内容
一次試験 11月18日(土)
・学力試験(数学)
・学力試験(国語)
二次試験 12月2日(土)
・ワークショップ
・面接
釧路高専の進学(令和4年度)†
東北大学 | 1 |
千葉大学 | 2 |
室蘭工業大学 | 2 |
長岡技術科学大学 | 2 |
豊橋技術科学大学 | 15 |
その他国公私立大学 | 4 |
専攻科 | 18 |
※北海道大学にもR3年度以前は
毎年2人以上進学しています
- 高専からは編入試験という形で、
一般の国立大学入試よりも科目数が少なく、
何校も併願できる有利な試験で進学が可能です。
進学事情については高専の進学をご覧ください。
釧路高専の就職(令和4年度)†
- 主要企業への就職実績
釧路市役所 | 北海道電力 |
清水建設 | ソフトバンク |
国立印刷局 | 三菱電機 |
カネカ | NTT東日本 |
パナソニック | 東電HD |
竹中工務店 | JR北海道 |
- 上記の通り、大手有名企業へ、
毎年就職者が出ています。
また、地元就職にも強みがあります。
それには、「高専枠」という採用枠が関係します。
○○高専から何名という推薦採用のことで、
高専出身者のみが使える枠となります。
就職事情については高専の就職をご覧ください。
学生生活†
釧路高専の部活†
アーチェリー部 | 剣道部 | サッカー部 |
ソフトテニス部 | 卓球部 | バスケットボール部 |
バドミントン部 | バレーボール部 | 野球部 |
空手道部 | 陸上部 | 軽音楽部 |
自転車部 | 写真部 | 吹奏楽部 |
美術部 | 科学ボランティア部 | ロボット研究会 |
ほか、TOEIC同好会・数学研究会・総合デザイン研究会など多数
- 運動部から文化部、高専ならではの部活まで、
多種多様な活動が用意されており、
兼部や帰宅部もOKと自由な空気感です。
高校と違い5年間在籍できるのもメリットです。
釧路高専の寮†
- 釧路高専では、定員800名中340名(令和5年)が、
寮生活を送っています。
- 寮には通学時間の節約、人間関係の構築、
集団生活の体験と多くメリットがあり、
高専の特徴ともいえます。
特に、釧路高専では寮生の割合が4割と高くなっています。
寮について詳しくは寮生活をご覧ください。
まとめ:釧路高専の長所と短所†
- 上述の通り、高専は多くのメリットがあり、
工学系を目指す人にとって進学・就職両面で
有利な選択肢となり得ます。
特に、進学における編入試験の楽さと、
就職における「高専枠」の存在は大きな魅力です。
- そして、金銭面でも大きなメリットがあります!
高校→国立大学に進む場合、予備校はほぼ必須ですが、
高専では必要なく、年100万近い予備校代が不要です。
また、就職力の高さは国立大学並みであり、
高専から就職すれば200万円近く学費が浮きます!
詳しくは高専でかかるお金もご覧ください。
- 一方で、進路変更が困難になることや、
知名度が低い、勉強が理系に偏り気味であるなど、
普通高校に比べて非常に個性的な学校でもあります。
- 努力と得られる成果の「コスパ」は高い学校ですが、
人によって向き不向きがはっきりしています。
それでも高専に進むかはよく検討して、
納得の上で進学することもおすすめします。
進学に迷う方は高専を選ぶべきか?もご覧ください。