茨城高専の偏差値・難易度・就職先など徹底解説†
目次
高専とは†
高専(高等専門学校)は、5年の教育課程を持つ学校で、
高校+短期大学を通して在籍するようなイメージです。
特に工業系で1つの専門を5年間かけて学べるのが特長であり、
実は同レベルの進学校よりも、進学と就職両方が強い学校です!
高専について詳しくは高専とはをご覧ください。
茨城高専の概要†
- 国際創造工学科
機械・制御系
電気・電子系
情報系
化学・生物・環境系
所在地・アクセス†
- 茨城県ひたちなか市中根866
- 常磐線勝田駅からバスで10分
定員数†
偏差値・倍率†
- 偏差値:64
- 学力入試倍率(直近3年度)
| 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
国際創造工学科 | 1.6 | 1.4 | 1.5 |
函館高専の試験内容†
- 学力検査の科目は国語・社会・数学・理科・英語です。
配点はそれぞれ、100・100・150・150・100点の600点です。
全国立高専共通の「マークシート」によって行われます。
また、中学校の成績が150点分加えられます。
- 推薦試験もあり、下の条件に入れば出願可能です。
★中学3年間で5段階評価が9教科合計118以上
満点は5*9教科*3年間=135点となります。
- 大まかに言って、全教科5段階中の4か5であれば、
合格の可能性が高く、早めに合否が出る
推薦試験が受けられる可能性があります。
出願条件は年度で異なりますので、
よく公式HPをご覧ください。
茨城高専の進学(令和4年度)†
北海道大学 | 1 |
九州大学 | 1 |
千葉大学 | 2 |
筑波大学 | 1 |
茨城大学 | 4 |
長岡技術科学大学 | 5 |
豊橋技術科学大学 | 5 |
その他国公立大学 | 12 |
私立・専門学校等 | 3 |
専攻科 | 5 |
- 高専からは編入試験という形で、
一般の国立大学入試よりも科目数が少なく、
何校も併願できる有利な試験で進学が可能です。
進学事情については高専の進学をご覧ください。
茨城高専の就職(令和4年度)†
- 主要企業への就職実績
小松製作所1 | 富士通1 |
キリンビール3 | トヨタ自動車1 |
東京ガス1 | ホンダ技研工業1 |
ニコン1 | SUBARU1 |
ヤフー1 | アマゾンジャパン1 |
- 上記の通り、大手有名企業へ、
毎年就職者が出ています。
また、地元就職にも強みがあります。
それは、「高専枠」という採用枠が関係します。
○○高専から何名という推薦採用のことで、
高専出身者のみが使える枠となります。
就職事情については高専の就職をご覧ください。
学生生活†
茨城高専の部活†
弓道部 | 剣道部 | サッカー部 |
柔道部 | 卓球部 | バスケットボール部 |
バドミントン部 | ダンス部 | 硬式野球部 |
フットサル同好会 | ダーツ同好会 | 茶道部 |
自動車部 | 写真部 | 吹奏楽部 |
ボランティア部 | ラジオ部 | ロボット部 |
ほか、e-Sports同好会・ジャグリング同好会・DTM同好会など多数
- 運動部から文化部、高専ならではの部活まで、
多種多様な活動が用意されており、
兼部や帰宅部もOKと自由な空気感です。
函館高専の寮†
- 函館高専では、定員1000名中166名(令和5年)が、
寮生活を送っています。
- 寮には通学時間の節約、人間関係の構築、
集団生活の体験と多くメリットがあり、
高専の特徴ともいえます。
寮について詳しくは寮生活をご覧ください。
まとめ:茨城高専の長所と短所†
- 前述の通り、高専は多くのメリットがあり、
工学系を目指す人にとって進学・就職両面で
有利な選択肢となり得ます。
特に、進学における編入試験の楽さと、
就職における「高専枠」の存在は大きな魅力です。
- そして、金銭面でも大きなメリットがあります!
高校→国立大学に進む場合、予備校はほぼ必須ですが、
高専では必要なく、年100万近い予備校代が不要です。
また、就職力の高さは国立大学並みであり、
高専から就職すれば200万円近く学費が浮きます!
詳しくは高専でかかるお金もご覧ください。
- 一方で、進路変更が困難になることや、
知名度が低い、勉強が理系に偏り気味であるなど、
普通高校に比べて非常に個性的な学校でもあります。
- 努力と得られる成果の「コスパ」は高い学校ですが、
人によって向き不向きがはっきりしています。
それでも高専に進むかはよく検討して、
納得の上で進学することもおすすめします。
進学に迷う方は高専を選ぶべきか?もご覧ください。